大切にしたいこと

経営理念の完成!

じつは、社名が決まる前の時点で、経営理念は決まっていました😊
なんせ「えん」という言葉を社名につけると決めてから、脳内で唱え続けていましたから、志事や生活をしている中で事あるごとに物事を「えん」に結び付けていたからです。

「人と人とが描く円って、本当に素敵だな~。一人より二人、二人より三人。どんどん円が大きくなり、出来ることも大きくなっていく。」
「どちらか一方、誰か一人に寄せるんじゃなく、出来るだけ真ん中に落とし込むことでみんながハッピーになるよな~。」
「頂いたご縁、ご恩は、自分だけのものにせず、周りの人たちに循環させないとな~。」
「会社を興して経営していくってことは、子どもたちが大きくなった時、少しでもいい世界になっているように、遠く未来につながる志事をしたいな~。」

ほんとに色んな「えん」に囲まれて生かされていることに、ことごとく気付かされました。
その中でも特に大切にしたい「えん」を、経営理念とし、大事にしていきたいと考えたわけです。

こうして、5つのえんを理念とする株式会社ひとのえんが誕生しました!!

大切なことは??

さて、先ほど「大切にしたい」という言葉が出ましたので、今回のブログの最後に僕が大切にしている「ある本」を紹介させていただきます。

自分で会社を設立するにあたり、とっても影響を受けた2冊です。

1冊目は直接お会いし、お話を伺ったこともあるネッツトヨタ南国の横田英毅さん著書「会社の目的は利益じゃない」

この本で一番胸に刺さった言葉は「一番大切なことは、一番大切なことを、一番大切にすること」
シンプルで、でもそれが故に貫き通すにはとても難しいこと。
生きていく上で、志事をする上で、時におざなりにしてしまいそうな自分だからこそ、胸にしまい続けておきます。

2冊目は一度お会いしたいと思い続けながらもまだお会いできていない、「かんてんぱぱ」のブランドで寒天を製造販売している伊那食品工業の塚越 寛さん著書「末広がりのいい会社をつくる」

この本はとても読みやすく、でも中身の濃い一冊で、ぜひとも院長先生や理事長先生、それに経営者の方にはぜひ手にしていただきたい一冊です。
詳しくは読んでいただきたいので控えますが、「良い会社」ではなく「いい会社」という言葉には強く共感します。

それとグッとくるポイントがもう一つ、あとがきにありますのでご紹介し、今回のブログを閉めたいと思います。

本書は、60年余に及ぶ長い経営者人生から得た会社のあるべき姿、経営者の歩むべき道についての考えをまとめたものです。

さまざまなご批判もありますでしょうが、私なりに正しいと信じる経営哲学の集大成として、要諦をわかりやすく簡潔にお伝えするよう努めました。

当社の後継者に末長く繰り返し読んでもらえることを願うとともに、中小企業の経営者のみなさんにお役立ていただければ、著者冥利に尽きます。

長きに渡って実践され続けてきた塚越さんの言葉に重みを感じるとともに、優しさ、懐の深さを感じるポイントです。

僕も、いつか自分の足跡を振り返る時、周りの人たちにこんな言葉を掛けられる経営者で在り続けたいなと思わされました。

日常

Posted by 松田邦彦